滋賀県彦根市男鬼集落での茅葺きイベント
先週の3連休は、滋賀県彦根市の男鬼という廃村集落に、茅葺き屋根葺き替えイベントに行ってきました。
滋賀県立大学の男鬼楽座という学生団体が中心となって、この集落で茅葺き民家の調査や保存活動を行っています。
その男鬼の集落にある一棟の茅葺き古民家を守り続けています。
山城萱葺では、この茅葺きイベントが始まってから8年間継続して、この活動の支援をしています。
私も7年前の第一回茅葺きイベント以来、久しぶりに活動に参加してきました!
葺き替えには昨年末に、学生たちが伊吹山で刈り取ったススキを使ってます。
屋根に上るのが初体験の学生が多く、茅葺きに初めて触れて楽しいと言ってくれました。
自分たちで刈り取った茅が屋根になっていく姿を見るのは感動ものです。
私自身も、初めて茅葺きに触れた9年前、茅葺きの魅力に引き込まれてしまいました。
こうしてひとりでも多くの人が、茅葺きの魅力や楽しさを体感してもらえるのは、茅葺きに携わる者として嬉しい限りです。
これからも茅葺きの 輪を広げて、茅葺きの価値を伝えていく仕事をしていきたいものです。