山城萱葺株式会社

全ての人に
茅葺きという選択肢がある
社会を目指して

茅葺き屋根で作業をする様子 茅葺き屋根

なぜ茅葺きなのか

人類にとって
最後の砦だと
思うから。

茅葺き職人を志す人なんていない時代が、数十年続きました。今起きている復興の動きを次の世代につなぐために、道筋をつけたい。現代の経済システムが廃れても、茅葺き屋根は作れます。人が自然と共生するために、なくしてはならない文化だと思います。

代表 山田 雅史

茅葺き屋根で作業をする様子

時代を超えて
同じ思いを
感じられる。

約1500年前から、お伊勢さんと同じ神明造という建築様式を変えることなく、茅葺き屋根を受け継いできました。古来から大切なものを守り続けてきたお社です。参拝される方は、1500年の間にここを訪れた人々と同じ風景を見て、同じ思いを抱くことができます。

施主 日向大神宮 津田 香澄さま

茅葺き屋根で作業をする様子 神明造で建てられた茅葺き住居

つくるのが
おもしろいから。
ただ、それだけです。

自分たちで足場をこしらえながら空の近くへ上っていくのは、気持ちがいいです。他の仕事をしていた時期も、よく屋根からの景色を思い出しました。茅を並べて、たたいて、整列させていくのは単純におもしろい。あの細い草が集まって屋根になるんやから、すごいと思います。

職人 伊東 洋平

茅葺き屋根で作業をする様子
茅葺き屋根で作業をする様子

私たちの仕事

全国各地で民家や寺社の
葺き替え・補修を行います。

美しく耐久性の高い屋根を葺けるよう、日々技術を磨いています。全国からお声がけいただき、重要文化財の葺き替えにも数多く携わってきました。今後も技術の継承とヨシ原の保全に取り組み、茅葺き文化を次世代へつないでいきます。

施工実績

2004年〜2024年7月

  • 重要文化財

    重要文化財

    19

  • 民家

    民家

    30

  • 寺院・神社

    寺院・神社

    34

ヨシ原

ヨシ原の循環

自然のサイクルと共に
暮らしを営む

茅の一種であるヨシ。毎年冬になると、京都・大阪のヨシ原でヨシの刈り取りを行います。1年で3mほどに成長するヨシは、生育の過程で水と空気を浄化し、屋根材としての役目を終えた後は肥料として土に還ります。

山城萱葺株式会社 職員一同

葺き替えや補修のご相談、茅葺き文化についてのご質問、取材・講演のご依頼など、
茅葺きに関することなら、なんでもお問い合わせください。