祇園祭のうちわ
7月の京都といえば、祇園祭ですね。
今年は49年ぶりに前祭と後祭が復活するそうです。
京都市内は大変盛り上がっています。
祇園祭といえば、この「うちわ」です。
14日から16日までの3日間、四条烏丸や烏丸御池で配布されていたのですが、このうちわには弊社のヨシで作ったヨシ紙が使用されています。
14日の読売新聞朝刊でも、このうちわの事が掲載されていました。
事後報告ですみません。。
伏見の宇治川河川敷にはヨシ原があり、弊社が代々管理しています。
伏見のヨシはヨシズの材料等に使われていましたが、現在ではほぼ茅葺き屋根の材料として使用されています。
時代の変化とともに、ヨシが使われなくなってきました。
今回は縁があって、祇園祭のうちわにヨシ紙として使用して頂いたわけですが、こうして伏見のヨシが様々な形で利用されるのは嬉しいものです。
茅葺きの材料としてだけでなく、ヨシの活用方法を広げていく。
ヨシの複合的な利用によってヨシや茅の需要を拡大させ、伏見のヨシ原の産業的・環境的・観光的価値を高めていく。
この伏見のヨシ原を守っていくのも弊社の重要な役割なのです。