【プレスリリース】茅の庇-ひさし- 

平成28年2月18日

プレスリリース

 

日本の原風景への懐かしさと伝統の技を後世に伝えるために

~カスタムメイドの茅葺きの庇「茅の庇‐ひさし‐」を発売~

 

山城萱葺株式会社(本社:京都府城陽市寺田中大小100番地、代表取締役:山田 雅史)は2月18日、顧客の要望に合わせてカスタマイズできる茅葺きの庇「茅の庇‐ひさし‐」を発売します。これは、文化財等の葺き替えで培った茅葺きのノウハウを生かし、取り付け可能な庇として商品化するもので店舗や一般住宅での活用を目指しています。

茅葺きは古くは縄文時代から屋根材として使用されており、今も伊勢神宮をはじめとする寺社仏閣などに多用されています。昭和の時代までは一般住宅でも広く活用されていましたが、維持の困難さなどもあり、今ではその数は激減しており、重要文化財に指定されている住宅等以外では急速に姿を消しつつあります。

茅葺き屋根の建造物は日本建築ならでは美しさがあり、かつては主に農村地域で多用されていたことから、里山の豊かな自然に囲まれた日本の原風景への懐かしさを感じさせる魅力があります。当社は、「茅の庇‐ひさし‐」を通して、手軽に茅葺きに触れてもらい、その伝統を後世に伝えるとともに、茅葺きの需要を今できる形で増やしていきたいと考えています。

茅葺きの材料となるヨシは河川敷に自生しており、その優れた水質浄化機能で川の清流を守るとともに、吸水性や断熱性から動物や鳥などが生育できる環境を整えるなど豊かな自然を育む一因として自然界に存在してきました。また、二酸化炭素を吸収するとともに、光合成により酸素の生成するため、地球温暖化の防止に大きな役割を果たすことができる植物でもあります。

しかし、茅葺き屋根やすだれ、紙などヨシを活用する場面が減っている中、商材としての需要につながらない超過分のヨシは刈り取られることなく放置され、それがヨシ原の衰退を招いています。ヨシ原が荒廃すると周囲の自然環境が破壊され、生態系が乱れることにもつながります。当社では、それを防止するため、地域住民とともに保全活動にも注力しています。こうした環境保全活動の一環として毎年3月に宇治川河川敷のヨシ焼きを実施しています。このような取り組みとともに、今回新発売する「茅の庇‐ひさし‐」のような新たな用途を開拓し、有効活用の道を広げていくことで、より積極的なヨシ原の保全が実現できるものと考えています。

 

<茅の庇 利用例>

 

 

<茅の庇-ひさし- 紹介ページ>

http://yamashiro-kayabuki.co.jp/kayao-hisashi/

 

【本件問い合わせ先】

山城萱葺株式会社 担当:石井規雄

TEL:0774‐55‐6912/FAX:0774‐27‐2186

E-mail:yamashiro-kayabuki@leto.eonet.ne.jp